富岡市の北、安中市の松井田町にある温泉です。
碓氷川の支流、霧積川に沿う道を上って行くと、
行き止まりの駐車場に「きりづみ館」という宿が一軒。
そこからさらに徒歩で20分、
山道を登ると「金湯館」という宿が現れます。
こんなところに・・・
私たちは鼻曲山の登山をした帰りに立ち寄りました。
ハイキングとセットにするといいですね。とっても。
明治から続くこのお宿、
昭和56年まで電気が通じていなかったそう。
まさに「秘湯」といった佇まいです。
温泉は、源泉掛け流しでぬるめの「とろん」としたお湯。
いつまでも入っていたくなる良いお湯でした。
そして湯上がりにはお茶とお茶菓子のサービスも。
東北の山中にいるような錯覚を覚える雰囲気に
「泊まっちゃいたいなぁ・・・」
と心から思いましたよ。家から一時間なのに。
霧積温泉は森村誠一の小説
「人間の証明」で有名になったそうです。
霧積を舞台にした西條八十の詩「帽子」を
モチーフにした小説なんですね。
松田優作主演の映画「人間の証明」は先日観ましたが、
今度はこれを読んでから行くとしましょう。
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