現在、春蚕の飼育の真っ最中。
昨日のお蚕さま↓
繭なくして富岡は語れないわけですが、
現在市内の養蚕農家は15戸のみ。
超がつく高齢化で減少の一途です。
今回、養蚕農家さんを訪ねて
富岡市民として知っておくべきことだと思いました。
「養蚕」について。
「富岡製糸場の世界遺産登録」にも、
ここ外せませんよね。
危機感を持った農家さんが「市内全小学校での養蚕体験」を
十数年前から訴えているそうですが、
なかなかどうして実施されない。
来年辺りから実施されるといいですね。
追記
養蚕農家さん、もっとも若い方で63歳。
みなさん、絶やすわけにはいかないという想いで
頑張っています。
労力を要する割りにお金にならないのでは
そりゃ誰もやりません。
繭は安中の碓氷製糸農協により糸となり、
製品となります。
それをどう売っていくかが課題なんですね。
また、群馬で唯一残っている蚕桑組合
「甘楽富岡蚕桑組合」では
オリジナルのタオルや桑の実ジャムなどを
販売することで資金源としています。
(どちらの商品も富岡製糸場内の売店で販売中)
文化を絶やさぬために、
知ってもらう、買ってもらうための工夫は
まだまだできそうです。
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